仕組預金
「投資」と聞くと、どうしてもネガティブなイメージを持ってしまう方もいるかもしれません。投資を行おうとする場合には、知識と理解をしっかりと深めておくことが非常に重要なポイントとなってきます。そこでこちらのページでは、投資の種類のひとつである「仕組預金」の基礎知識をまとめました。
そもそも仕組預金とは
「仕組預金」とは、デリバティブ取引を組み込んだ預金商品の総称のことです。仕組預金は、お客さまが預けたお金を金融機関によりデリバティブ取引に運用して利益を狙うことによって高い利益が期待できる、というものです。そのため、定期預金よりも高い金利を狙いたい場合に検討したい方法のひとつといえますが、その場合にはリスクについてもあらかじめ知っておくことが大切です。
仕組預金は、それぞれの銀行によって運用方法が異なりますが、主に金利が変わらない「フラット型」と、保有年数に応じて金利が上がる「ステップアップ型」の2種類の仕組みで運用されています。
仕組預金の特約の事例とは
仕組預金の場合には、一般の預金と比較すると高い金利が期待できる反面、特約が設けられている場合があります。例えば、「満期日の繰上げ」があります。これは、金融機関の判断により満期が来る前に利息・原本を戻すという内容の特約となっています。そのほか、「組み込まれたデリバティブ取引によっては、払い戻しが外貨で行われる場合がある」といった特約の事例もあります。
仕組預金のメリット
通常の預金よりも大きな利益が期待できる
仕組預金は、デリバティブ取引を組み込んでいることから、大きなリターンも期待できる点がメリットといえるでしょう。
仕組預金のデメリット
原則中途解約ができない
仕組預金の場合は、1〜10年までの満期が設定されていることから、基本的には中途解約が行えません。どうしても解約が必要な場合には金融機関への相談が必要となります。また、もし解約ができたとしても中途解約手数料などが発生する可能性も考えられます。
外貨建ての場合特有のリスクもある
払込通貨や受け取り通貨が外貨となっている場合には、利益がもし出ていたとしても為替の影響により元本割れしてしまうリスクもあります。
仕組預金について知識と理解を深めることが大切
こちらの記事では、仕組預金についてご紹介してきました。一般的な預金と比較して高い利回りが期待できる反面、中途解約は原則として行えないなどデメリットもいくつか考えられます。もし仕組預金に興味がある場合には、まずは仕組やメリット・デメリットなどについてしっかりと理解を深めることが大切といえるでしょう。メリットだけではなく、デメリットも知った上で、仕組預金を利用するかどうかを検討するようにしましょう。
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