CFD
こちらの記事では、CFD取引(差金決済取引)についての基礎的な知識について解説していきます。まず基本的なことから知っていきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
CFD取引の仕組み
CFD取引(差金決済取引)とは、決済を行うことを前提とした取引です。売買対象となる資産の受け渡しは行わず、取引によって発生した損益のみを口座内で受け渡しする取引を指します。その特徴としては、「取引単位が小さいこと」「下落相場だったとしても稼ぐ取引ができる」「さまざまな金融商品が取引できる」などが挙げられます。
取引単位が小さいために少額の取引が可能であるものの、レバレッジをかけられることから証拠金以上の取引が行えます。ただし、レバレッジをかけることによってリスクも高まるという点については注意する必要があるといえます。
CFDには「取引所CFD」と「店頭CFD」の2種類があります。どのような違いがあるのかを簡単に見ていきましょう。
取引所CFD
金融商品取引法に基づいた免許を受けた金融商品取引所で取引可能なCFDを「取引所CFD」と呼びます。
取引所CFDの場合には、「完全マーケットメイク方式」によって透明性の高い価格を実現している点が特徴となっています。これは、複数のマーケットメイカーが売り値と買い値を一斉に提示をし、売る場合には「最も高い売り値」、買う場合には「最も安い買い値」を採用する方式です。
店頭CFD
「店頭CFD」とは、金商業者と投資家の間で取引を成立させる相対取引となります。すなわち取引所を介さずに取引が行われます。この場合には、提供業者によって取引のルールが異なることに加えて、取引価格も提供業者により決定される、という特徴があります。
CFDにはたくさんの種類がある
CFDは多彩な金融商品の取引ができるとご紹介しましたが、取引を行うものによってさまざまな種類があります。例えば、以下でご紹介する「FX」や「くりっく株365」などが挙げられます。
FX
FXもCFD取引のひとつです。ただし、FXで取引できるものはUSD/JPYやEUR/JPYといったように投資対象が外国為替に限定されている、という点が特徴となります。
くりっく株365
「くりっく株365」は、東京金融取引所に上場しているCFD取引のことです。は土日・元日を除いて、ほぼ24時間取引が行われているため、自分の生活スタイルに合わせた取引を行えます。
投資を行う場合にはまず知識を深めよう
こちらの記事では、CFD(差金決済取引)の特徴や種類などについてご紹介してきました。このような取引を行おうと考えている場合には、まずは取引に関する知識や理解を深めることが大切です。リスクなどについてもしっかりと認識した上で、適切な取引を行っていくようにしましょう。
市場の複雑化や予測困難な経済の変動、政治的なリスクなど、益々複雑になる市場動向。物価高や給料がなかなか上がらない中で、資産を増やすためには、投資スクールで専門家からしっかり指導を受けることが大切です。そこで投資の目的に合わせて、オンラインで受講できると投資スクールをご紹介します。
複数の投資方法から
自分に合うものを見出したい
The Gavel
学べる内容
- FX
- 株式投資
- 仮想通貨
- インデックス投資
- コモディティ
- 不動産投資
こんな人におすすめ
イチから投資のイロハを学びたい
多様な市場と新たな投資トレンドに対応しているため、幅広い投資戦略を学ぶことができる。
自分の投資スタイルを確立したい
短期から長期までの投資戦略を網羅しており、個々の投資スタイルに応じた学びが可能。
中長期の投資で
老後の資産形成をしたい
Global Financial School
学べる内容
- 経済
- 金融
- 投資信託
- 米国株
- 債券
こんな人におすすめ
投機ではない投資を学びたい
比較的リスクの低い安定収益を追求した投資について学べる。
老後の資産形成について学びたい
中長期の投資戦略に焦点を当てたスクールで、老後資金の計画や資産形成に適している。
実物資産に興味があり、
長期的な投資手法を学びたい
ファイナンシャルアカデミー
学べる内容
- 株式投資
- 不動産投資
- 投資信託
こんな人におすすめ
豊かなポートフォリオ構築を目指したい
多様な投資手法を組み合わせ、バランスの取れたポートフォリオを構築することを目指せる。
キャッシュフローを身に着けたい
実物資産の理解やキャッシュフロー管理を含む、より実践的な投資手法を学ぶことができる。